自分を無にして相手に尽くす


記者さんに質問をしていて気づいた。
インタビューする、って、自分を無にすること。とことん相手と同じ方向を見ることに尽くして、何を思っているのか、寄り添うこと。
それが私にはできていない。情けない。
どこまでも「自分」を軸にしてまわっていて、欲しい答えがあって、それによって自分の思いが裏打ちされるのを望んでいる。どこまでもひとりよがりなんじゃないか。自分の思いの追い風になるようなことばは心を尽くして聴いて、満たされるけれど、そうでないものは無意識に耳に蓋をする。

自分がどう思っていようが関係ない。相手のことばに心を傾けて、謙虚に聴く、その当たり前の姿勢ができていない。大沢親分なら「喝!」ってとこや。大反省。