看護師になった同級生

先日、中学2年のときの同級生と
再会した。
高校もどこに行ったのか知らず、
多分卒業以来、7年ぶりの再会。
今文字にして驚いた。7年。

彼女は4月から看護師になっていた。
地元の病院で働いているそう。
その多忙な勤務の合間を縫って、
「2連休」をつかって、遊びに来ていた。

中学時代は2年のとき、同じクラスだった。先生としょっちゅう喧嘩したり、
やりたくないことはやらない、
で一貫していた。
けれども本当に優しくて、いつも
素直であけっぴろげなその子が
私は大好きだった。

「看護師になりたい」と決めてから、
国家試験に向けて無我夢中で
毎日10時間以上、勉強した。

結果は見事合格。

発表されたのは3/25。
そこから着任先の病院を探し、採用された。普通なら結果発表前から動くところを、なぜそうしなかったのか。
「だって、ここで働かせてくださいってお願いしたんに、ダメでした、すいませんって、謝るのはしたくなかったから」
まっすぐな彼女らしさが見えた。

次の目標は、医師と同じように医療行為のできる、「認定看護師」になることだ。
毎日の仕事は激務だが、それでも自分で選んだ仕事をやれている毎日は「めっちゃ楽しい」と言う。

「あたし、シンプルなん。好きなことはとことんやる。そうじゃないもんはやらん。好きなもんじゃないと頑張れんから」