喜んでもらいたい、から


私という人を認めてもらえた。
がっちりと握手をした。
何が起きているかわからずに
始終しどろもどろだったけれど、
帰り道小さくガッツポーズをした。

まだまだ先はわからない。
自分の気持ちを確かめる時間にする。
母には敢えて伝えない。
「喜んでもらいたい」
という気持ちを最優先する自分から
卒業するため。

素直に一人嬉しむ夜にしよう。